マメ科の1年生草木。花が咲き終わると子房柄がのびて地中に入り、先端の胚珠(はいしゅ)が肥大して莢(さや)となる。莢は長さ2〜5cmで、中に2〜3個の種子がある。重量により小粒種と大粒種に分けられる。一般には、脂肪が多い小粒種は採油用に、タンパク質が多い大粒種は食用にされることが多い。殻のついたものを"らっかせい"、渋皮のついた状態のものを"なんきんまめ"、渋皮を取り除いたものを"ピーナッツ"と呼ぶ。原産地は南米といわれる。わが国へは中国から江戸時代に伝えられたが、現在栽培されているものは1874年(明治7)にアメリカから各種の種子を輸入し、各地で試作したのが始まり。現在は関東より南の暖地で栽培され、千葉と茨城が主な産地である。